先ずはキユーピー＜2809＞の週足で大雑把に解析してみます。

　26週移動平均線は緩やかな右肩下がりであり、長期ホールドしていても現時点ではどんどん含み益を重ねていくとは思えません。中長期的には緩やかな下げである事がわかります。それでも26週移動平均線の角度はかなり緩やかな物となっている点にも注目です。「う」参照。

　週足で見て緩やかな右肩下がりである為週足26週移動平均線は「上値抵抗線」の役割を果たしている事が分かります。

　「あ」参照。週足で見て陽線を連発しても26週移動平均線付近で反発を受け下がっています。

　現時点で（週足で見て）どうでしょうか？「い」参照。大きな陰線を受けてその後反発がありました。13週移動平均線は若干角度を上向きに修正、26週移動平均線は水平～やや緩い右肩下がりです。ローソク本体は26週移動平均線までまだスペースがありそうです。上げる余地はあると判断しました。（週足ベース）

　では続いて日足で見てみます。

　買い注文を出した段階で売り時を考えるのも早い気もしますが、あくまでも短期決戦ですので。売り時は「あ」ライン1060円付近を睨んでいます。前回の高値に相当します。そこを大きく越えるか？私はそれほど大きく越えては来ないと判断しています。それは週足ベースで見て緩い右肩下がりの株価であることを考えると分かります。恐らくは前回の山と同様、或いは場合によってそれよりも下の株価で山を形成するか？目安は1060円付近。

　25日移動平均線は水平～緩やかな右肩上がりです。日足ベースで見て大雑把にトレンドは「上げ」。5日移動平均線はＧＣするかしないか？という感じです。下値が切りあがっている点も注目しました。「い」参照。

　直近のトレンドで言えば「上げ」と判断しました。

　チャート「い」の上値抵抗線をブレイクアップしたと考えたからです。が、それほど積極的な陽線も立っていませんが、ＧＣが近いと考えました。

　「う」参照。十字線のような感じですがしたヒゲが長く買い意欲の強さを買いました。出来高が増高している点も参考にして下さい「え」参照。

　総合的に見て、1060円を売り時と睨んでの短期での売買に徹するという買いを行うつもりです。

　企業業績に関しては以下を参考にして下さい。

　キユーピー<2809>　高単価品へのシフトが明確になり今期増益予想、増配にも期待 01/30 10:13
 
  キユーピー<2809>　高単価品へのシフトが明確になり今期増益予想、増配にも期待
　２００７年１１月期は、売上高が前期比２％増の４６５０億円、営業利益は同１１％増の１５８億円となる見通しだ。
　増益の牽引役となるのは、“成長分野”として掲げる健康機能事業やカジュアルヘルスケア分野の拡大。ヘルスケア分野については、ヒアルロン酸事業を欧米へ拡大すると同時に、新製品として「キラキラ元気＆」という、肌質改善やコレステロール低下に効果的なドレッシングやパスタソース、酢飲料を発売する。また０６年１１月期に大幅に膨らんでしまった販売促進費も抑える一方、採算性の良い特定保健用食品マヨネーズ「ディフェ」販売を強化する。これにより主力のマヨネーズの数量は減少しても、プロダクトミックスの改善によって収益拡大を図る方針だ。同様の取り組みを中食向け総菜でも進めており、ヒアルロン酸などを混ぜた高付加価値商品や、材料とドレッシングを一緒に提供する「コブサラダ」などを中食や業務用へも展開することで、レギュラーマヨの減少分を補う。
　油などの原料高が収益の足かせとなっているが、生産拠点の効率化や廃棄ロス見直しなどを進めて相殺する。苦戦が続いている子会社のキユーソー流通システムでも、倉庫効率改善や徹底した効率化で反転を期す、という。
　主力のレギュラーマヨは７割が安売り対象となっていると見られる。総市場が落ち込む中、高単価品を優先させる戦略は必要不可欠と見ていいだろう。販売促進費を前期比で１４億円も削る計画は過大に見えなくもないが「市場規模が落ち込んでも、レギュラーマヨには販促費は注がない」（鈴木豊社長）と明言していることを踏まえ「四季報予想」では会社計画にそろえた数字とする。なお連結配当性向２５％を掲げているため、増配にも期待できそうだ。
 
 

　
管理人：ひろゆき
サイト名「お金を手に入れるぞヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ」
http://richnasu.web.fc2.com/

「お金を手に入れるぞヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ｣ブログ
http://richnasupoornasu.blog.2nt.com/

※投資その他の行為に関しては全てにおいて自己責任で行ってください。コンテンツに従って発生したいかなる不利益に関して一切の責任を負いません。

テーマ:株式雑感　 - ジャンル:株式・投資・マネー