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東電<9501>に形の良い陽線が立ちました。高配当銘柄が物色される1月末、高値を更新した東電<9501>ですが、「価格帯別出来高」から「高値更新は買い」のセオリーを考えてみます。
「あ」のラインを見てください。ちょうどその辺りでの売買が活発だった事が価格帯別出来高から分かります。奇しくも年初の高値から下落を続け25日移動平均線とのデッドクロスを受けての反発までの価格帯に一致します。 現在の株価と価格帯別出来高の位置を比べると面白い事が分かります。 価格帯別出来高は上値抵抗線や下値支持線の役割も果たすからです。つまり現在の価格帯別出来高よりも現在の株価が上にある場合、価格帯別出来高で下げ止まり反発上昇する事が多いのです。その逆も有り得ます。 ならば高値更新とはどういう意味を持つのでしょうか? ちょうど4100円付近での価格帯別出来高が少量あります。「い」のラインです。ちなみに1月29日現在の終値は4160円。価格帯別出来高よりも上に位置します。 セオリーに徹します。 価格帯別出来高よりも現在の株価が上にある場合?どうなるか? その価格帯別出来高が下値支持を果たす。陽線が元気良く2本連続して立ちました。が、そのまま一本調子で上げていくとは到底思えません、やはり抵抗勢力はあるでしょう。上がった株価、当たり前のように利確されます。売られれば下がります。では?どこまで下がるのか?その答えが価格帯別出来高にあるのです(それだけで全て説明できる事ではありませんが) そして4100円の価格帯別出来高よりも上には価格帯別出来高が現時点では存在しません。そこが非常に意味があることなのです。 多い価格帯別出来高よりも下に現在の株価がある場合、上値抵抗線の役割を果たす、つまりそこまで上がると売られる事が多いわけでした。その意味として、その価格帯で買った投資家にとってはようやく含み損を処分するチャンスなわけです。ですから当然売りが優勢になり株価は上げどまり、反転下落その可能性が大きいわけです。 ところが、現在の株価よりも価格帯別出来高が存在しないという事は?上がっても売ろうとする投資家の群れが居ない事を意味します。 ここまで上がったら売ってしまえという心理が働かないわけです。 投資家にとっては「どこまでも上がれ!」という事で全員一致なわけです。だから上がる。 「高値更新は買いチャンス!」とはこういう投資家心理の表れがもたらすものなのです。 逆に出来高の多かった価格帯を下に抜けた場合は下げへの転換、弱気転換を意味します。 「高配当銘柄が物色され…」的なコメントをアナリストは平気で掲載しますが、どう考えても今の電力株は高配当銘柄ではありません。ですが、決算月前にはかなり上がる傾向はあるようです。配当を待つよりもそれ以前の高騰を上手く売り抜ける、積極的に売っていく銘柄に変わってきているという事実も忘れてはいけません。
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