業績の下方修正を受けて25日移動平均線を下に抜けてしまいました。下げ止まりとして節目となる株価は「い」又は「う」のラインではないでしょうか？

　そう考えると間もなく下げ止まりとも漫然と思えます。

　乖離率は間もなく10％付近でまずまず25日移動平均線と離れたかな？とも思えます。ただし、この乖離率は信用度が（私の場合は）それほど高くありません。

　直近のローソクを見て、まだ陽線が出現していませんが、そろそろ下ヒゲが出始め買いが起こっている感もあります。ですが、まだ陽線を立てるほどの買い意欲は無いようです。

　連日の陰線を受けて25日移動平均線「え」が右肩下がりに転じる事は予想されます。そうなると反発買いの後の戻り売りのポイントもやはり「え」付近ともいえます。

　業績悪化での下げですので、そのまま下げトレンドか？という気もありますが、安くなったアドバンテスト＜6857＞なので案外軽くＧＣして上に抜けていくのか？という想像もできます。

　ただし、3月を前に業績に左右される展開になりそう？という今週の相場予想を信じるならばいずれにしても25日移動平均線付近での売りの方が確実かもしれません（グランビル売りの法則2）

　ＲＳＩではもともと上げトレンドだったので高めに出る物の25％付近まで下がれば反発が起こっている感があります。

　その意味でローソクで丁寧に反発の兆しを探れば買いのタイミングはそれほど先ではないように思います。ただし、今週の値動きが業績に左右される展開とあれば思いのほか下げる可能性も無くはないです。

　中長期的に見れば目先の含み損を覚悟で今買っておいてもそれほど損の無い銘柄である事も事実です。

　アドバンテスが今３月期業績予想の下方修正を発表 01/26 15:28
 
  アドバンテスが今３月期業績予想の下方修正を発表
　アドバンテスト<6857.T>が２６日引け後、今３月期（米国会計基準）第３四半期連結決算および通期業績の下方修正を発表した。
　通期税引前利益を従来予想の６８０億円→６４０億円（前期は６７４億５４００万円）、純利益を同４３０億円→４１０億円（同４１３億円）に減額修正。フラッシュ・メモリー半導体の価格下落などが要因としている。第３四半期（０６年４月～１２月）税引前利益は前年同期比０．６％増の４３３億９００万円、純利益は同７．１％増の２７７億９１００万円に着地した。

   ［ 株式新聞ニュース／ＫＡＢＤＡＳ－ＥＸＰＲＥＳＳ ］
                              提供：（株）株式新聞社    (2007-01-26 15:28)

　
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