「看護師は専門職である」と良く言われます。そういう職場にいるから良く言われるという事もあるでしょうけども、その他にも専門職の方々はたくさんいらっしゃいます。

　思いつく限りざっと挙げてみると学校の先生、警察官、料理人、美容師などなど。

　たくさんの専門的な技能を身につけて社会に飛び出し第一線で活躍しているのです。

専門職になるべきか否か？それは誰が決めるものでもありません。それに私自信が過去にたくさんのアルバイトを経験した結果得た物として決して法的に（国家資格とかそういうのでなくて）資格として認められていない物であっても仕事としてやっていくには経験と知識の豊富さが求められる事は良くあることだと分かりました。

　今のあなたの仕事に対する給料は高いですか？安いですか？適正ですか？と聞かれたらどう答えますか？

　私は看護師をしていますが一昔前は3Ｋとか酷い時には7Ｋと言われた時代もありました。「キツイ、キタナイ、キケン…」ってやつですね。ちなみに「キュウリョウヤスイ」や「ケッコンデキナイ」というのも含まれるようです。

　私個人としては決して給料は安くも無くまあまあ適正なのかなぁと感じています。しかしそれはあくまでも主観的にどう思うかであって具体的にいくらからが高く、安くという物ではありません。

　色々なアルバイトを経験しました。看護師になる前は全く別の仕事も経験しています。その時の給料と比べると雲泥の差で今の給料の方が高いです。その当時の賃金水準云々も考慮したとしても時間当たりの労働に対する値段は決して看護師は安くはありません。

　こんな事を書くのはちょっと心が痛みますが知り合いの美容師さんの給料を知った時哀しくなりました。安いなと。あれだけのテクニックを持ちながらもこの程度の給料なのかと。待遇も厳しいようです（休日とかボーナスとか）、一くくりに専門職と言ってもかなりの違いが出てきます。

　例外的なものもありますが私の経験上言えることはやはり専門職に就くという事は収入を上げる一つの近道であると言えます。

　私の愛読する「金持ち父さん」シリーズにも投資に付いて様々な記述が出てきますがキヨサキさん曰く投資できるのは「金と時間」だと。

　看護師になるには最低高校を卒業後3年は必要です。他の人よりも多くの時間をその職に就く為に勉強に費やす必要があるという事です。先にあげた様々な専門職の方々も同じく多くの時間を勉強或いは実地研修に費やしています。

　その結果（例外もありますが）収入をわずかでも上げる事に成功しているのだと思います。

　私は一時期、英検を一生懸命取り組んだ時期がありました。結果2級を取得する事ができました。私の中ではかなりがんばったなと思ったのですがお分かりのとおり直接的には今の職には繁栄していません。

　ただそれは英検をがんばる事が全く無駄であるという事ではありません。一つの知識を深める、教養を深めるという意味ではとても重要です。

　あなたがもし何かの専門職を目指すなら、収入のアップを目指すなら時間を費やしその職のための勉強をする事はとても意味があるでしょう。ただし、方向性を間違わないようにしないといけませんね。

　あなたの毎月の給与明細を時にはじっと見つめてください。もし安いと感じるならそれはどこからきているのか？考えてみてください。

　ひょっとしてあなたでなくても他の誰かでもできる仕事だから。という理由だったら積極的に専門職を目指してみても良いかもしれませんね。

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