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06年のチャートから07年電力株の売り時を睨む!
 2月、電力株の売却時期としてはそろそろか?という感もあります。06年の配当月である06年3月、9月のチャートから売り時をピンポイントで検証してみます。

最初に書きますが、過去のチャートを解析する事は実はとても簡単です。過去のチャートを解析する意味は何か?私はこれから(現時点でのチャート)に生きてこそ意味があると思います。


 すなわち、06年3月、9月のチャートを解析する事で07年3月、9月の売り時を睨む事が出来て初めて役に立つという物です。チャート分析家でなく「利確できる投資家」としてはこれから来る3月、9月での利確時期を逃さ無い事こそが全てと言っても過言ではないでしょう。


 先ずは06年3月のチャートを見てください。


toudenn3gatsu.gif


 過去のチャートなので「ここで売れば利益は最大」と書くことはたやすい事です。ですが、実際の投資家として思う事は天井は過ぎ去って初めて分かる事。だという事です。


 現実的に考えて私なら「う」の上下にヒゲのあるコマのような陰線を受けて売りに出ると思います。


 その前日の3月3日3220円がとりあえずの高値となっています。ここで売り抜ければ3月配当月での売却益は最大だった事が分かります。


 3月2日のローソクと上ヒゲ部分が揃っている事が分かります。「毛抜き天井」で上ヒゲが揃うという事で買われて株価が上がっても前日と同様、それ以上は上がらなかったと判断します。つまり天井を形成したと判断する投資家が増える事になります。そこで「う」の上下ヒゲのある小陰線が立ちます。恐らくは現実的にここで売りにでる投資家が圧倒的に多い事でしょう。


 毛抜き天井だけでは何ともインパクトが欠けるという感も正直あります。実際はその時点で天井だったわけですが、3月3日の陽線は非常に勢いが良くもっと上に抜けるか?と十分思えるからです。翌日の小陰線は結果論であって3日の時点では非常に迷うと私なら思います。


 毛抜き天井+翌日の小陰線(上ヒゲも前日高値よりも低い)で売りが優勢に回ったと考えて売りに出します。


 過去のチャートなので結果論ばかりになってしまいますが、3日の毛抜き天井(元気の良い陽線でこれだけでは決め手に欠けるが…)でマネックスナイターならば3日の終値で売りに出す事も可能です。そうなれば翌日の寄り付きよりも高く売れる(約定すれば)事になります。


 が、これはあくまでも結果論です。実際ならば非常に迷って翌日の小陰線の出現を確認して売ることになるでしょう。


 その結果、「う」の翌日のローソクは空を空けて陰線が立ちました。が、「あ」ラインとほぼ一致します。大きな価格帯別出来高に支えられもう一度反発を迎えます。「え」参照。この付近で売り時を逃がした投資家は売りに出る事が多いでしょう。


 あくまでも過去のチャートの結果論に終始しますが、「う」で売り、翌日買い、そして、「え」で売り抜けというパターンも面白いかもしれません。


 その後はトレンドを崩し下げに転じます。配当権利付き最終日を向かえ、配当落ち。「き」参照。下げ止まりは大きな価格帯別出来高である、「い」付近となっています。


 その後反発が起こりますが、目先の、日足でのチャートは下げトレンド、DCしています。25日移動平均線も連日の下げを受けて右肩下がりとなっています。「け」参照。


 この場合、反発が起こって出来高も増え始めます「か」(グランビル買いの法則4)、その場合とりあえず目先の売り時としては下がる25日移動平均線付近を睨む(グランビル売りの法則2)「く」付近ではないでしょうか?


 3月はかなり短期的に売買のポイントがある事が分かります。


 トレンドの転換は下げをブレイクアップした「こ」の陽線に続いて買いに出る事がベターでしょう。



 続いて中間配当である06年9月のチャートを見てください。


toudenn9gatsu.gif


 私ならば「う」で売ってしまうかもしれません。あくまでも過去の出来上がったチャートです。当日から右側は空白であると仮定して見る癖を付けて下さい。


 「う」ならば元気の良い陽線の次の十字線。この十字線に着目します。売りのタイミングとしては弱いのですが、「迷い」を表します。上げると思う投資家と下がると思う投資家がほぼ同数になったと考えるからです。それほど強気ではないといえます。が弱気でもない。あくまでも上がるか下がるか迷っているという事です。


 結果は「上げ」でした。


 「え」で更に一段上げています。陽線を立てて、翌日、上ヒゲのある陽線が立っています。が上ヒゲが奇しくも並んだ形「毛抜き天井」でした。この当たりで売りというのがベターかもしれません。


 その後下げます、が、大きな価格帯別出来高に支えられ反発「あ」、「い」参照。


 前回の高値を更新しています。「お」ここも陽陰での毛抜き天井を確認して売りというパターンでしょうか?


 3月で山を2つ形成している感じです(Wトップ)


 その後は配当権利落ち。「い」の価格帯別出来高を下に抜けて陰線を立てます。「か」が、そこから反発が起こりました。25日移動平均線は右肩上がりであり、25日移動平均線が下値支持を果たしている感もあります。厳密に言えば「か」ではトレンドを下に割り込んだ(25日移動平均線を下に抜けた)のですが、その後の反発を受けて「か」の翌日、翌々日の陽線付近で買いに向かうかもしれません。


 結果としては10月まで持ち越しても高値を更新した事になります「き」参照。ですが、これは結果論であり、配当権利落ち後の株価の動きを待って売るというのは危険だと思えます。


 共通して言える事は配当月では上値を試すようなローソクが出てくる、その後売りというパターンがベターだと思える事です。


 元気の良い陽線が立った後のローソクに注目です。積極的な陰線(売り勢力が強い)でなくても上値の限界点が揃った時点(毛抜き天井)で天井を形成したと判断して良いのかもしれません。


 できればその日のマネックスナイターで当日終値で売りたいものです。翌日の陰線を受けてからの売りでは値幅が小さくなるからです。


 価格帯別出来高を見て下げ止まりで思い切って買いに向かうと配当月は2回ほど利確のチャンスが大きくある事が分かりそうです。


 今週の相場予想では高配当銘柄の利確売りが先行するか?との予測もありますが、私はもうちょっとホールド、せめて、2月末、3月一週目での売りを睨んでいます。


 



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【 2007/02/11 21:41 】

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